一般社団法人 茨城県安全運転管理協会

第35回茨城県安全運転競技大会を開催しました

11月9日(土)、茨城県警察本部運転免許センターにおいて標記の大会を開催いたしました。5年ぶりの開催で出場選手同様、事務方も不安と緊張のなかこの日を迎えました。暖かく快晴の中、県下25地区の予選を勝ち抜いた男性50名・女性21名の計71名の選手達が日頃の安全運転技術と交通法規・交通安全に関する知識を競い合いました。
開会式の後、直ぐに県警本部交通総務課の指揮の中、学科テストが行われました。48問150点満点で、思わず悩んでしまう問題ばかりを30分で解いていきます。そんな中今回の学科のトップは144点。惜しくも2問だけの間違え。そして各選手とも僅差の勝負でした。
学科が終わると直ぐに実技テストです。大会で使用する競技車両はコンパクトなハイブリッドカー「TOYOTAアクア」。運転しやすさが持ち味ではありますが、慣れない車両での走行や地区代表のプレッシャー等の中での実技。大会に向け練習も積んできたけど、他の選手達の圧力・大勢のギャラリーのなか、普段通りの運転なんて上手くいかないのは当然ですし、やはりのなかで実力を出し切るには難しい状況のなかで、車にばかり頼るのではなく、きちんと自分の目で確かめ、的確な状況判断をすることが求められます。運転免許センターの試験官による厳正な審査で方向転換及び様々な運転技術を競いました。でも、さすが地区の予選を勝ち上がった精鋭な強者達。素晴らしい運転技術を披露してくれました。


さて、気になる結果の方は・・・

男子最優秀は
  筑西地区   筑西広域市町村圏事務組合消防本部 筑西消防署  石川さん

女子最優秀は
  笠間地区   笠間市役所本庁舎   大津さん

 ハイレベルな戦いの中での最優秀!本当におめでとうございました。

惜しくも最優秀になれなかった出場者のみなさん、僅差の素晴らしい大会でした。
 皆さん、本当にお疲れさまでした。

来年のリベンジ参加を協会一同、お待ちしております。

また、茨城県警本部、茨城県運転免許センター、茨城県交通機動隊の皆様、ご協力いただきありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

今回、5年ぶりの大会となり至らなかった点や反省・課題と多々あったかと思いますが、改善していきながら、より一層盛り上がる大会にしたいと、協会一同尽力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

実技試験
交通機動隊によるアトラクション
表彰式
県警交通部長挨拶

能登半島地震の義援金を寄付してきました。

茨城県安全運転管理協会は、1月24日に行われた会長・副会長3名による正副会長会議のにおいて、能登半島地震の被災者に対する義援金の寄付について審議されました。会議の結果、早期復興と平穏な日々が一日も早く来ることを願い、会員事業所の皆様の会費の中から公益法人茨城新聞文化福祉事業団に20万円を寄付してきました。

下妻地区 「乗用車における緊急時対処体験事業」第1部

令和51122日(水)砂沼広域公園駐車場(旧砂沼サンビーチ)に於いて、下妻地区安全運転管理者協議会主催の「乗用車における緊急時対処体験事業」に参加してきました。爽やかな秋晴れの中(この時期では異常な暖かさで気温20℃)、事業が開催されました。正直、参加者が10名程度と少なくてちょっと寂しさを感じつつも、この事業は今回が初めての試みなので仕方ないのかなと思いながら事業がスタート。まず、下妻地区の森会長より 「近年、異常気象が各地で頻発しており、さまざまな自然災害を引き起こしています。住まいの対策だけでなく、自然災害から身を守るためこの緊急時対処体験を通して個人でできる備えを認識しておくことが重要だと思います。」とごあいさつがありました。

その後、講師の下妻警察署大郷交通課長による交通安全講話では「自然災害はいつ起きるかわかりません。万一の場合に備えて、今住んでいる地域が水害や土砂災害が起きやすい地域かどうかを、市町村が作成しているハザードマップで確認し、避難経路などを確認することが大事です。川の増水などは短期間のうちに一気に危険な状態になったりします。特に下妻地区は鬼怒川、小貝川に挟まれた地域なので川に流されてしまったり、怪我をしてしまった時、助けがやってくるまでに時間がかかり、命に関わる惨事を招きかねません。この体験で緊急事態への対応力や心構えを向上させてください」とお話しをいただきました。

次に、早川警備課警備係長から、近年の災害の状況や今後の災害対策についての講話がありました。
講話の後はいよいよ実践です。まずは下妻地区役員によるタイヤの交換方法・ブースターケーブル接続方法を実演しながら説明を受けました。タイヤの交換ではナットの締め方は対角に行いカチッというまで締める。ブースターケーブルは赤がプラス、黒はマイナスで最初に赤のプラスのケーブルを繋げる。など繋げ方の順番やハイブリッド車の場合は素人はやならい。など分かっていたようで分からなかったこと、間違った認識などを教えていただきました。ただ繋げばいいじゃないんですね・・。
次に発煙筒使用方法の説明・体験。皆さんは自分の車のどこに発煙筒があるかご存じですか?点火の方法はわかりますか?私は場所こそ知っていましたが点火方法は知りませんでした。ちなみに発煙筒の燃焼時間は約5分間でした。
ここまでが第1部。休憩をはさんでメインの第2部です。

 

下妻地区会長あいさつ
下妻警察署大郷交通課長講話
ダイヤの交換体験
発煙筒点火体験

下妻地区「乗用車における緊急時対処体験事業」第2部

森会長もメインというように今回のメインイベントの「車内窓ガラス破壊体験」 。もし車が水没したとき、横転したときなどドアが開かないときはガラスを破って脱出しないといけません。実際に運転席に座って窓ガラスを割るシチュエーションを用意していただき、窓ガラス破壊体験しました。狭い空間では振りかぶることも出来ず、簡単に素早く破壊できる「緊急脱出ハンマー」を使いました。このハンマーを使うと驚くほど簡単に力もいれずに破壊することが出来ました。あまりにも簡単に割れるので色々と試してみることにしました。最初に書きましたが、参加人数が少なかったので,これが功を奏し、参加者皆であれやこれやと意見をだしながら実験してみました。長い棒、ボールペン、たまたまあった工具、ヘッドレスト、小銭など。TV・ドラマで観た、そんな話を聞いたなど思いつくもので試してみました。結果は・・・割れません。小銭はコンビニのビニール袋に入れてやってみましたが、割れないどころか袋が破けて小銭が飛び散ってしまいました。色々試しましたが、結論としては緊急脱出ハンマーを常備しておくのが一番良いという結果になりました。しかも大体の緊急脱出ハンマーにはシートベルトカッターも付いているので1つ車に常備しておくといざというときに安心です。今回の参加者にはこの緊急脱出ハンマーを記念品としてプレゼントしていました。
さて、窓ガラスを破壊したら次は車外へ脱出です。運転席に座った状態から脱出を試みます。頭から出る方が簡単ですが、頭からでは結構怖いです・・・し、水没したときなどは何が流れてくるか分からないので、足から脱出をします。これが結構難しい。難しいというよりなかなか出来ませんでした。こんなの簡単だわ~と思っていたのですが、本当に難しいです。下妻地区事務局の方も何回もやってみて自分に合う脱出方法を見つけたそうです。不恰好ながらも脱出成功ということで体験事業は終了です。

今回、この事業に参加して、とても貴重な体験が出来たと思いました。発煙筒や自動車の窓ガラスなど、準備が大変だったと思います。尽力いただいた下妻地区会長、役員、事務局の皆さん本当にお疲れ様でした。これは来年“激推し”の事業だと思っております。

当協会の会員事業所で安全セミナーや大会、講習など行っていると思います。その時是非、発煙筒の場所確認や点火のやり方の確認、営業車やマイカーでの窓から脱出の体験など試すのもいいと思います。また、避難訓練の一環として窓からの脱出をご家族でやってみるのもいいと思います。体型の大きい小さい、手足の長い短い、体の柔い硬い、車の高さ、窓の大きさなどそれぞれ違うので一度体験しておくと対処や必要なものも見えてくると思います。もしもの時を想定して体験をしておくことはとても大事です。

森会長はこの事業を就任当初から考えており、「水害などで悲しい事故が起きないように体験を持って周知していきたい。今回で終わらず23回と回を重ね、いずれは会員事業所以外の一般の方にも参加出来るよう取り組んでいきたい」と言っておられました。県協会でもこの素晴らしい取り組みに協力していければと思っております。

今回は貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

窓ガラス破壊体験
窓ガラス破壊体験(実験中)
自家用車からの脱出体験①
自家用車からの脱出体験②

「靴用反射材シール」寄贈しました。

令和5年10月26日(木)
交通安全に約立ててもらおうと茨城県警察本部にて見出しの寄贈式が行われました。当協会会長 市原より 「歩行者が交通事故に遭わないように役立ててほしい」と茨城県警  小森 正彦交通部長に「靴用反射材シール 3千枚セット」を手渡した。小森交通部長は「薄暮時から夜間にかけての事故が増えてくる。巡回連絡などを活用して広く県民に配布させていただく」と感謝の言葉をいただきました。

当協会ではこの様な活動を会員の皆様から頂いた会費で行っております。これからも交通事故防止の活動を会員事業所皆様のご協力を頂きながら、茨城県警察や行政、交通関係団体と連携をとりながら様々な活動を展開していきたいと思います。

茨城県交通安全キャラバン隊出発式(激励式)に参加してきました。

交通安全を呼びかける茨城県交通安全母の会連合会(神戸礼子会長)の「キャラバン隊」が19日、水戸市笠原町の県庁を出発ました。20日までに、茨城県内を巡回しながら交通安全を訴える大井川和彦知事のメッセージを県内5市町に届けます。笠原保育所の園児が「道路では遊びません」などと声を合わせて約束し、キャラバン隊を見送りました。 茨城県、茨城県警察本部、市町村、各交通安全関係機関や団体がしっかり連携協力し、交通事故撲滅に努めてまいります。交通事故のない安心安全なまちづくりのため、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

運転適性検査指導資格者認定講習会を開催しました

10月18日(水)、10月19日(木)の2日間にわたり、アダストリア水戸アリーナにて上記の講習会を開催いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、長テーブルに席を1人と指定にしてソーシャルディスタンスを確保し、23名の受講生は運転適性検査K-2型について学びました。
本年度の講師の先生は
茨城県警察本部交通部運転免許センター運転管理室 講習係長  深田先生 をお招きし、2日間熱い御指導を賜りました。
どんなことを学ぶのか不安の中、1日目の朝からいきなり「運転適性検査73-1」のテストからスタートします。初日の午前中はテストです。
この適性検査K-2(警察庁方式運転適性検査K-2)は、自動車運転における交通事故の傾向と関連性の深い5要素
※動作の正確さ
※動作の速さ
※精神的活動性
※衝動抑止性
※情緒安定性
について判定し、個人の適正または欠陥を指摘して、その欠陥を補完する運転を行うことを指導することにより、交通事故防止につなげようとするものです。
個人の行動面・心理面がどの程度車の運転に向いているか、それをもとにどのような事故やうっかりミスを起こしてしまいがちなのか、個人個人に考えさせ、気づかせるツールとして県内多くの企業・事業所様に御活用いただいております。
この検査を事業所で活用することによって、事業所の交通事故防止と従業員の交通安全意識の向上に非常に役に立ちます。もしまだこの資格をお持ちでない管理者の方は年1回講習会を開催しますので、是非参加していただき、資格をお取りになることをお勧めします!!
専務理事の挨拶
1日目、朝一番でテスト
K-2の評価・判定の講義

スケアード・ストレイト交通安全教室を開催しました。

当協会の公益事業のひとつである、学生向けの交通安全教室~目の前で起こる「恐怖」(スケアード)「直視」(ストレイト)~を4月20日(木)午後2時00分から大子町立大子中学校グランドに於いて開催しました。とても気温の高く暑い日でしたが、大子警察署の協力のもと、プロのスタントマンによる土煙をあげながら迫ってくる自動車にぶつかって投げ出される人や自転車など、目の前で起こる交通事故の迫真の演技に生徒達は悲鳴を上げ驚きながらも真剣なまなざしと熱気でより熱い交通教室を行うことが出来ました。この教室で交通事故の恐ろしさ、「ヒヤッと・ハッと」する場面を体験し、交通ルールを尊守することの重要性、交通安全に対する意識の向上を図り、交通事故につながる危険行為を未然に防ぎ、今後の運転行動に生かしてくれることを願ってます。当協会はこれからを担う若い世代への働きかけが、交通事故のない未来に繋がると信じて、この事業を継続していく予定です。今年度の令和5年度は大子地区、ひたちなか地区、牛久地区で実施予定です。
開会式
大子警察署 薄井署長挨拶
スタントマンによる事故の再現

「自転車安全利用推進事業所」認定式

令和5年3月10日(金)茨城県警本部と連携し、標記の認定式を行いました。
自転車の安全利用とヘルメット着用を促進しようと当協会員事業所の32事業所を「自転車安全利用推進事業所」に認定し、従業員らが自転車を利用する際のヘルメット着用を促進するほか、自転車の安全利用のための情報発信や街頭指導などに取組み、周辺地域の交通安全防止を図る。認定式では3事業所に県警の 岡田宗久交通部長と当協会長との連名の認定証を交付した。岡田交通部長は4月から自転車用ヘルメットが努力義務化されるとして、「家族や周辺住民にも働きかけをお願いしたい」とあいさつをされ、市原協会長は「交通事故ゼロを目指し、協会全体で努力していきたい。今後も賛同する事業所を募集する」と話した。今回認定式に出席いただいた茨城セキスイハイム様、検査開発様、コマツ茨城工場のほか、新たにつくば銀行様(県下全店)、前田道路()などに賛同いただきました。当協会ではこれからも賛同いただける事業所を募集しております。

賛同いただいた事業所には認定書を交付いたします。

岡田交通部長挨拶
茨城県安全運転管理協会市原会長挨拶

高速道路交通安全協議会主催のキャンペーンに参加してきました

令和4年12月4日(日)常磐自動車道路下り友部サービスエリアにて標記のキャンペーンが開催され、協議会会員の一員でもある当協会も参加して参りました。
毎年、各時期に開催となるこのキャンペーン、今回もサービスエリアの利用客に高速道路での事故につながるような行動をしないようチラシ等の啓発物配布しながら注意を促しました。冬の時期はスタットレスタイヤ装着促進や展示、音楽隊の演奏、カラーガード隊の華麗な舞でキャンペーンを盛り上げくれました。着ぐるみのマナーティやこひばりちゃん達やパトカー等の試乗体験は子供達にとても人気でしたし、約300個の啓発物はあっという間になくなり、皆さんの交通安全に対する意識が高いなと思いました。
さて、冬の道路で危険なのは、突然の積雪や路面凍結。
早めの冬用タイヤ装着が大切です。そして・・
 雪道運転3原則   
      ノー3急運転(急発進、急ハンドル、急ブレーキ) 
で事故やトラブル(立往生、スリップ等)に巻き込まれない・巻き込まない・起こさないようにしましょう。
※因みにとあるカーショップの方のつぶやき・・・
「雪が降る前の日とかが嫌なんだよな~。忙しくなるから・・・(-_-;)」

混む前に、早めに装着しましょう!

キャンペーン開会
警察音楽隊の演奏
人気のこひばりちゃん
カラーガード隊

横断歩行者の交通事故防止対策

令和3年中、茨城県内で発生した交通死亡事故の中で、歩行中に亡くなった方は33人で、そのうち、道路横断中の交通事故死者は20人で約6割を占めています。横断中の歩行者には十分な注意が必要です。
茨城県警察では横断歩行者に横断時の手などによる合図と、会釈などによる感謝の意思表示の実践を呼びかけています。

「その手で合図!止まってくれてありがとう大作戦」

茨城県の安全な道路横断を創るために、年齢性別を問わずに合図と感謝の意思表示を実践しましょう。

横断歩道歩行者交通事故防止対策 「令和3年中、茨城県内で発生した交通死亡事故の中で、歩行中に亡くなった方は33人で、そのうち、道路横断中の交通事故死者は20人で約6割を占めています。横断中の歩行者には十分な注意が必要です。
茨城県警察では横断歩行者に横断時の手などによる合図と、会釈などによる感謝の意思表示の実践を呼びかけています。
「その手で合図!止まってくれてありがとう大作戦」
茨城県の安全な道路横断を創るために、年齢性別を問わずに合図と感謝の意思表示を実践しましょう。

CONTACT

~運転中のマナーアップ運動実施中~ 

●歩行者等の保護
●運転中は、携帯電話機等の使用はしない
       
●運転中は、全席シートベルトを必ず締める(チャイルドシートを含む)
 

~ 安全は ゆとりの心と マナーから ~




茨城県安全運転管理協会は、チャレンジいばらき県民運動を応援しています。













わたしたちは協会会員事業所の皆様とともに、事業所の安全運転管理の充実を図り、地域の交通安全に寄与するため様々な活動を展開している団体です。
悲惨な交通事故を1件でも減らし、地域住民の皆様が安心して生活できる社会を実現するために、当協会に加入して一緒に交通安全活動に参加してみませんか!!

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◆運転者の方へ
 ○夕方から夜間にかかる時間帯に時間帯に死亡事故が集中して発生しています。日没前30分前にはライトを点灯し、対向車や前走者がいない時は上向きライトを積極的に活用しましょう。
 ○四輪車や二輪車を運転する際は、シートベルトやヘルメットを装着しましょう。
 ○歩行者や自転車を発見した際は、スピードを抑えるなど安全運転に努めましょう。

◆歩行者・自転車利用の方へ
 ○道路を横断する際は、左右の安全確認をしましょう。
 ○夜間に出かける際は、反射材を着用しましょう。

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